チューリップの折り紙!立体でかわいい花束と平面の簡単リースの作り方
3月の終わりごろから4月にかけて咲く春の花といえば、チューリップ。
3月の卒園・卒業シーズンや4月の入園・入学シーズンになると、チューリップは園や学校の花壇やプランターにいつも咲いてくれている…。
卒園・卒業の3月の寂しい気持ちや、4月の入園・入学で不安な心に、チューリップは元気を与えてくれているようですね!
4歳児や5歳児の子どもさんのお絵描きに、チューリップはよく描かれていると思いませんか?
かわいい様子や3月・4月ごろの春のイメージを簡単に表現できるチューリップは、折り紙でもきっと同じ。
子どもたちのかわいいチューリップを見ると、大人は思わず笑顔がこぼれてしまいますよ。
今回は、子どもやご老人の方にも人気のある、春のイメージにぴったりなチューリップの折り紙のご案内です。
立体的な花束やブーケのプレゼントにもなるチューリップと、折り紙で平面に製作する簡単なリースになっています。
立体的な花束はラッピングをして、3月のお別れのシーズンにぴったりなプレゼントに、チューリップのリースは4月のお部屋の彩に最適です!
4歳児や5歳児の子どもでも、ご老人の方でも、簡単な折り方をご案内していきます。
難しいと感じるところや、分かりにくいところは動画でゆっくり確認してくださいね。
折り紙を使った立体や平面のチューリップの製作の一部始終を、動画でご案内しています。
チューリップの折り紙のかわいい立体の折り方!大人でも嬉しい簡単な花束の作り方
ここからは折り紙での、立体のチューリップの作り方をご案内しましょう。
3月・4月ごろにしか見かけないチューリップの花を折り紙で作って飾ると、いつでも見ることができますよ。
立体のチューリップは、1輪で簡単なラッピングをしてもかわいいですが、たくさん作って花束やブーケのプレゼントにしても素敵です!
折り紙のチューリップの花束やブーケをプレゼントされたら、子どもだけでなく、大人もご老人も、みんながきっと嬉しい気分になってしまいますよ。
4歳児や5歳児の小さな子どもさんやご老人の方でも簡単な折り方をご案内しますが、作り方の難しい部分は大人の方が少し手を貸してあげてくださいね。
おじいちゃん・おばあちゃんなど、ご老人の方と一緒に折り紙を製作すれば、子どもたちにとっても春を感じられる楽しい体験になりますよ。
チューリップを折り紙でかわいい立体に!大人も感動の花束の花のパーツの簡単な作り方
まずは立体のチューリップを作るために必要なものを準備しましょう。
・折り紙(花用)一般的な折り紙(写真は15.0cm×15.0cm)1枚
・折り紙(茎・葉っぱ用)一般的な折り紙の2分の1のサイズ(写真は7.5cm×15.0cm)2枚
・輪ゴム(チューリップの花を束ねるのに使います)1つ
・リボン(輪ゴムで束ねた花束の装飾用)巻いてリボン結びできる長さ
・竹串のような折り紙を巻き付けられる細い棒1本
・接着剤(のりやボンド)
・ハサミ
写真の折り紙はチューリップの花1輪用なので、作りたい花の数ぶんの枚数用意してくださいね。
準備はできましたか?
それでは、花、茎、葉っぱの順にそれぞれの折り紙でチューリップのパーツの折り方をご案内していきます。
チューリップの花用の折り紙を準備しましょう。
花用の折り紙を下から上に合わせて、四角を折ります。
チューリップの折り紙を広げて、折り線を確認してください。
次に折り紙を左から右に合わせて、四角を折ります。
チューリップの折り紙を広げて、十字の折り線を確認してください。
折り紙を裏返して、角が上下に来るように少し回しましょう。
下の角を上の角に合わせるようにして、折り紙を三角に折ります。
チューリップ用の折り紙を広げて、折り線を確認してください。
今度は左の角を右の角に合わせるようにして、三角を折ります。
折り紙についた折り線に合わせて、写真のように三角を折ってください。
チューリップの折り紙の右側の一枚を、中心線に合わせるように折り上げます。
折り紙の左側も同様に、中心線に合わせて折り上げましょう。
折り紙を裏返して、同様に三角を折ってください。
三角に折った部分を合わせるようにして、写真のような四角にします。
チューリップの折り紙の右側の角を、写真のように三角に折りましょう。
折り紙を折った三角は、細長い形にしてくださいね。
折り紙の左の角も同じように、細長い三角を折ります。
折り紙を裏返して、同じように細長い三角を折ってください。
先ほど折った細長い三角を全部広げましょう。
チューリップの折り紙の、細長い三角を広げた部分に、接着剤を付けます。
三角の折り線をもう一度折るように、接着剤でしっかりとくっつけてください。
折り紙の下の部分から息を吹きかけて、風船のようにチューリップの花を膨らませます。
チューリップの花の外側にある折り紙を、バナナの皮をむくように、少しめくりましょう。
折り紙の花びらを4枚ともめくったら、チューリップの花が完成です。
次は葉っぱを折っていきますよ。
緑色の折り紙を準備してくださいね。
葉っぱ用の折り紙を裏返します。
折り紙を細長い四角に折って、折り線を付けましょう。
葉っぱ用お折り紙を開いたら、折り線を確認してください。
折り線に向かって上下左右の角から、4つの三角を折ります。
さらに、中心の折り線に向かって、写真のように折ってください。
葉っぱの折り紙の上の部分だけ、もう一度、中心の折り線に向かって折りましょう。
折り紙を中心の線で折ったら葉っぱの完成です。
最後に茎を作っていきましょう。
茎用の緑の折り紙と竹串、接着剤も準備しておいてくださいね。
折り紙を裏向けたら写真のように角から、竹串を使ってくるくる巻いていきましょう。
折り紙を巻き終わったら、竹串を抜きます。
茎用の折り紙の巻き終わりに接着剤を付けてください。
手で太さを調整しながら、巻き終わりを接着剤でしっかりくっつけると茎の完成です。
チューリップのかわいい立体を作ったら、大人でも嬉しい花束を簡単に作ってみましょう!
チューリップの花、茎、葉っぱが作れたら立体的に組み立てていきましょう。
ハサミや接着剤を使いますので、製作が少し難しい4歳児や5歳児の子どもさんは、大人の方にお願いしてくださいね。
チューリップの花、茎、葉っぱを準備しましょう。
チューリップの葉っぱを、写真のように広げます。
広げた葉っぱの下の方に接着剤を付けてください。
接着剤を付けたチューリップの葉っぱの上に茎を乗せます。
チューリップの茎が、葉っぱにしっかり挟まれるように折ってくっつけましょう。
花を膨らませるために空気を入れた部分から、茎を差し込みますよ。
チューリップの茎を花に差し込みやすくするために、写真のように先を少し折ってください。
花の下の部分から茎を差し込めば、立体チューリップの完成です。
折り紙のチューリップの花をたくさん作ってラッピングしたら、春らしくて大人でも嬉しくなる花束やブーケのプレゼントに!
花束やブーケのラッピングは、チューリップを輪ゴムでとめてからリボンを付けると、簡単にできますよ。
チューリップの花(今回は3本)を花束にしてみましょう。
折り紙のチューリップの花を輪ゴムでとめます。
輪ゴムの上からリボンを巻いてちょうちょ結びをしましょう。
余分なリボンは、ハサミでカットしてくださいね。
折り紙で立体的に製作されたチューリップは、1輪だけを簡単にラッピングしたり、たくさん束ねて花束やブーケにすると、春を感じさせるとってもかわいいプレゼントになりますよ。
かわいい折り紙チューリップがラッピングされたプレゼントは大人でも嬉しくて心が元気になるはずです!
もちろんラッピングなしで、チューリップの花束を花瓶に飾るだけでお部屋は春の雰囲気になりますよ。
写真でのチューリップの折り方や、花束やブーケの作り方が少し難しいと感じられた方やは動画でも確認してみてくださいね。
動画ではチューリップの花・葉っぱの折り方や、茎の作り方、花1輪の組み立て方など、一部始終を見ることができます。
平面のチューリップの折り紙でのかわいいリースの作り方!4歳時くらいでも簡単で壁面の飾りに最適
今度は、立体ではなく壁面に飾れる平面のチューリップを、繋げて製作するリースの作り方をご案内していきましょう。
折り紙で作るチューリップの平面のリースは3月・4月ごろの園や学校、老人の施設などの、廊下やお部屋の壁面の春の飾りにピッタリ!
かわいい折り紙のチューリップは4歳児や5歳児といった小さい子どもさんや、ご老人の方でも簡単に折ることができますよ。
折り紙のリースを作るには、かわいいチューリップを8つ製作しくだてさいね。
チューリップをたくさん作るのが難しい4歳児や5歳児の子どもさんは、1つでも2つでも作ってみましょう。
リースには足りなくても、折り紙のチューリップのかわいい壁面への飾りになりますよ。
平面にチューリップを折って作るかわいいリース!花と葉っぱの折り方
ここからは壁面に飾れるリースを作るための、平面のチューリップと葉っぱの作り方のご案内です。
チューリップと葉っぱの部分をそれぞれ1枚ずつの折り紙を使っての作り方になります。
チューリップは葉っぱよりも小さい折り紙で作ってくださいね。
壁面の飾りに最適な平面のチューリップのリースを作るために必要なものを準備しましょう。
・折り紙(花用)一般的な折り紙の4分の1のサイズ(写真は7.5cm×7.5cm)8枚
・折り紙(茎・葉っぱ用)一般的な折り紙の2分の1のサイズ(写真は15.0cm×15.0cm)8枚
・接着剤(のりやボンド)
準備はできましたか?
それではまず、チューリップの花の部分をピンクの折り紙で作っていきます。
チューリップ用の折り紙を裏返してください。
ピンク色のチューリップの折り紙を三角に折ります。
もう一度、チューリップの折り紙を三角に折ってください。
折り紙を広げて三角の中心線を確認しましょう。
先ほど付けた中心線から少しずらしたところに、チューリップの花びらとなる三角を折ります。
反対側も、同じように中心線から少しずらしたところに、チューリップの花びらになる三角を折ってください。
形を整えるように、チューリップの花びら部分を少し内側に折り込みましょう。
チューリップの花びら部分から飛び出している、小さな三角を内側に折ります。
小さな三角を中に折り込んでチューリップの花びらの形を整えると、とがった部分が少し柔らかな感じになっていませんか?
反対側の花びらも同じようにして、チューリップの花びらの形を整えましょう。
チューリップの花の折り紙を裏返します。
チューリップの折り紙の左右と下の部分の角を、少し折ってください。
表に返すとチューリップの花に少し丸みが感じられるようになりましたね。
これで、折り紙のチューリップの花が完成です。
続けてチューリップの葉っぱの部分を作っていきますよ。
緑色の折り紙を準備してくださいね。
チューリップの葉っぱ用の緑の折り紙を裏返して、折り線を付けていきます。
折り紙を縦長の四角に折って折り線を付けましょう。
折り紙を開いたら、折り線を確認してくださいね。
次は葉っぱ用の折り紙を、横長の四角に折って折り線を付けます。
折り紙を開いたら、十字に折り線が付いていることを確認してくださいね。
折り紙を返して、色がついている面が見えるようにしましょう。
今度は、折り紙の上下の角を合わせるように三角を折って、折り線を付けます。
折り紙を開いて、三角の折り線が付いていることを確認してください。
次に、折り紙の左右の角を合わせるように、三角を折ります。
葉っぱ用の折り紙の三角のとがった部分を持って、折り線の通りに折り紙を折って写真のような形にしてください。
葉っぱの折り紙の右側の三角を中心線に沿って折ります。
反対側も同様にして、葉っぱの折り紙の中心線に沿って三角を折ってください。
折り紙の右側の三角の部分を開きます。
先ほど開いた折り紙を折り線の部分でつぶしてください。
先ほどつぶした折り紙の、下側のとがった部分を上に折り上げます。
緑の三角を折った部分を開いて、右に倒してください。
先ほど折った左側の部分は、いったん開きましょう。
右側の折り紙の緑色の部分を、写真の方ように折ります。
折り線の通りに折り紙を戻してください。
これがチューリップの葉っぱになります。
左側の三角を中心線に沿って上に折り上げましょう。
折り上げた部分の端に緑色の筋が出るようにめくって折ってください。
この部分がチューリップの茎になります。
茎を折った三角の部分を持ち上げて、右側に倒しましょう。
倒した折り紙の、三角の部分にある折り線で折ります。
先ほど持ち上げた部分を戻したら、チューリップの葉っぱと茎の完成です。
次に、このチューリップと葉っぱを、リースにできるように折っていきますよ。
チューリップの葉っぱと茎の折り紙を、裏返してください。
チューリップの茎の部分を上から半分に折ります。
表に返したら、リースが作れるチューリップの茎と葉っぱの完成です。
「チューリップの花」と、「茎と葉っぱ」を8個ずつ作ってリースを作る準備をしましょう。
次からは、リースの作り方のご案内になりますよ。
平面に折ったチューリップと葉っぱをリースにして壁面の飾りを作ろう
8枚ずつの折り紙で「チューリップの花」と、「茎と葉っぱ」を作れましたか?
ここからは「茎と葉っぱ」の折り紙を平面の8角形に繋ぎ合わせましょう。
「茎と葉っぱ」を繋げる時に、接着剤は使いませんが、チューリップの花を付ける時に使います。
4歳児や5歳児の小さい子どもさんは、難しいと感じたら大人の方に手伝ってもらってくださいね。
まず、「茎と葉っぱ」を使って、リースの部分を作っていきますよ。
折り紙の「茎と葉っぱ」を2つ準備しましょう。
写真のように茎の部分の折り紙に挟み込むように組み合わせます。
裏側も上に重ねた折り紙が下の折り紙の隙間に挟まるように組み合わせてください。
折り紙を表に返して、右側のとがった部分を手前に折ります。
先ほど折った部分を、チューリップの葉っぱの折り紙の下に入れ込んでください。
再び、折り紙を裏に返してとがった部分を手前に折ります。
先ほど折った部分を、チューリップの茎の折り紙の下に折り込んでください。
同じようにしてリースの折り紙の「茎と葉っぱ」の、3つ目を繋げますよ。
3つ繋がったら、4つ、5つ…と、8つまで繋げてくださいね。
写真のように8個の「茎と葉っぱ」が全て繋がりましたか?
次は、チューリップの花を接着剤を使ってくっつけていきます。
チューリップの花を裏向けてください。
花の下の部分の三角に折ったところとその周囲に接着剤を付けます。
リースに組まれた茎の上の方にくっつけてください。
8個の花を全てくっつけたら、チューリップのリースの完成です!
≪チューリップの花と葉っぱ1組で作ってみよう≫
葉っぱをくるりと巻いて端っこを折り込みます。
接着剤でチューリップの花をくっつけてください。
かわいいチューリップができましたか?
チューリップのかわいいリースが作れたら、お部屋の壁面に飾ってみてくださいね。
3月・4月ごろの暖かい春を感じるお部屋の壁面に早変わりですよ!
チューリップの花と葉っぱ1組で作ったものも、壁面に飾り付けてかわいい春を演出してみてはどうでしょう?
平面のチューリップのリースの作り方や、花や茎・葉っぱの折り方が写真では難しいと感じてしまったら、動画を見てゆっくり確認してみてくださいね。
動画では、チューリップの折り方やリースのつなげ方の一部始終がチェックできますよ。