犬に咳止めや低血糖ではちみつは大丈夫?ヨーグルトやレモンはダメ!?

犬の咳止めにハチミツを使う
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犬に咳止めや低血糖ではちみつは大丈夫?ヨーグルトやレモンはダメ!?

はちみつは咳止めに効果的な食品であるというけど、犬に対しても効果はあるのでしょうか?

 

こちらでは、犬と はちみつに関する次のような疑問にお答えしていきますね!

咳止めのため犬にハチミツを与えて大丈夫?

はちみつ入りの「ケーキ」や「パン」は犬のおやつにしたらダメ?

はちみつヨーグルトレモンと一緒に犬の「粉薬」も与えていい?

腎不全」や「低血糖」の犬がはちみつを食べてしまったら?

 

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犬の咳止めにハチミツは効果がある?いつからあげても大丈夫なのかと食べれる量!

まず、はちみつの主成分は「糖分」と「ビタミン」で構成されているため、健康的な成犬に与えても大丈夫です。

 

ヒトにとって咳止めに効果的なハチミツを、いつから、どのように犬に与えるのがいいのか気になりますよね。

 

 

犬にハチミツを与えた時の咳止め効果と、食べさせてはダメな場合について分かりやすくご案内していきますね。

 

ハチミツの咳止め効果!アレルギーの犬でもあげて大丈夫

さて、先ほどもお伝えしましたように、はちみつは健康な犬にとって食べても大丈夫な食品で、糖分を多く含みエネルギー源になるうえに抗酸化作用もあります。

 

そして、はちみつはアレルギーになりにくい食物で、さらに、犬の咳止めにも効果的です。

 

 

しかし、初めて「はちみつ」を与える時や、犬が知らない間に食べてしまった時に気分が悪くなってしまう場合があるため、普段から体調の変化に注意しましょう。

 

アレルギーでなくても、犬の体質的に はちみつが合わない場合は食べさせるのをやめてくださいね。

 

犬の咳止めにハチミツ

 

ハチミツを咳止めの代わりに使用すると、犬の喉の熱を鎮静化させる作用があります。

ハチミツの咳止め効果

ティースプーン1杯のハチミツをお湯で溶かし、犬に舐めさせると「咳止め」の代わりになるよ!

 

犬がはちみつを食べれる量はどれくらい?咳止めとしても与え過ぎはダメ!

しかし、はちみつはカロリーが高いため、犬に咳止めとしてでもあげすぎるのはいけません。

 

犬は甘い食べ物が大好きで食欲を止めることができないため、飼い主であるあなたが制御する必要があります。

 

犬の咳止めにはちみつ

 

特に、肥満気味のわんちゃんなら、はちみつを食べさせることは控えましょう。

 

おやつとして はちみつをあげる際の目安として、犬の1日分の摂取カロリーに対して、20%までに抑えるのがおすすめです。

 

 

【健康な犬が食べても大丈夫な体重別の「はちみつの量」】

犬のサイズ1日の摂取量の目安
小型(5kg)23g(約大さじ1)
中型(10kg)38g(約大さじ2)

大型(30kg)

64g(約大さじ3)

 

初めての時は少しずつ はちみつを与え、犬の体調の変化を確認しながら量を増やしていってくださいね。

 

どんな場面においても言えることですが、犬の負担になるほどの量の はちみつを与えすぎてはダメですよ。

 

いつから咳止めとしてはちみつを食べれるの?子犬にあげるのは危険なのでダメ!

それでは、犬はいつから はちみつを咳止めの代用にできるのでしょうか?

 

基本的に「1歳未満」の犬に咳止めとしても はちみつを食べさせることは避けてください。

 

子犬いつからはちみつを食べれる?

 

子犬に はちみつを与えることがダメだと言われる大きな要因は、ボツリヌス菌が含まれている可能性があるためです。

 

 

それでは、子犬に食べさるために、加熱した はちみつならボツリヌス菌のリスクが減るので大丈夫でしょうか?

 

はちみつの中に含まれているボツリヌス菌は、120度以上で30分以上加熱しなければ完全に死滅しません。

 

そのため、市販で売られている多くのはちみつにも、ボツリヌス菌が少し残ったままになってしまいます。

 

 

このように、子犬の身体ではボツリヌス菌への免疫力が不十分で、はちみつを食べると中毒になるリスクが高まるため与えることはできません。

 

犬はちみつ入りのヨーグルトやレモンを食べて大丈夫?クッキーとケーキやパンの与え方!

犬は次のようなはちみつを使った食品を食べたり飲んだりできるのでしょうか?

はちみつヨーグルト

はちみつレモン

はちみつ入りのクッキーケーキパン

 

犬に食べさせても大丈夫な与え方と、あげてはダメなものや理由について詳しくお伝えしていきますね。

 

はちみつヨーグルトは犬は食べれるの?無糖のものなら大丈夫!

はちみつヨーグルトは犬が食べても大丈夫な食物です。

 

ヨーグルトの原材料は牛乳で、その成分である「乳糖」がお腹を壊す原因になります。

 

 

しかし、ヨーグルトは発酵する段階で乳糖が分解されているため、犬がお腹を壊すことはありません。

 

さらに、ヨーグルトには腸内環境を整えてくれる役割があり、どの犬でもいつからでも食べれる食材です。

 

犬にはちみつヨーグルト

 

ただし、いつからでも食べれると言っても、市販の はちみつヨーグルトでは糖分が多くて犬にとって肥満の原因になってしまうため、無糖のものを選びましょう。

 

無糖のプレーンヨーグルトに、少しの量のハチミツを混ぜて犬に与えると咳止めとしても利用できますよ。

 

 

注意する点は、1度にたくさんの量の はちみつやヨーグルトを犬に与えないことです。

 

過剰摂取は犬にとっても良くありませんし、下痢をしてしまうことがあるため はちみつヨーグルトはおやつ程度に留めておきましょう。

 

 

さらに、アレルギーになりにくいと言われている はちみつやヨーグルトでも犬は気をつけなければいけません。

 

最初は少しずつ様子を見ながら食べさせて、犬の体調に問題がなければ はちみつヨーグルトの量を増やしていきましょう。

 

はちみつレモンは犬にとって大丈夫?あげてはダメな理由と症状!

はちみつレモンって美味しい飲み物ですよね?

 

しかし、「レモン」は犬にとってはあまり良い食べ物ではありません。

 

はちみつレモンは犬にあげてはダメ

 

レモンはビタミンCが豊富で、免疫力の向上などに役立ちます。

 

一方で、レモンの皮に含まれる「ソラレン」という成分は、犬に嘔吐や皮膚といった症状を引き起こす原因となってしまうのです。

 

 

特に、子犬がレモンを食べてしまうと命に関わってきます。

 

はちみつと同様に、レモンは「1歳未満」の犬が食べてはダメな食物の1つです。

 

 

そして、レモンは犬にとってとても刺激が強い食物なため、薄めて飲ませなければいけません。

 

レモンなどで必要な栄養素を摂取する必要がある犬以外は、食べさせるのを控えてくださいね。

 

加熱した はちみつは犬のクッキーに最適!ケーキやパンも量とアレルギーに注意

ボツリヌス菌は120度以上で30分以上加熱しなければ死滅しないことから、市販で売られている はちみつの多くは子犬にとって危険であることをお伝えしましたよね。

 

しかし、はちみつ入りのクッキーやケーキ、パンなどは、焼き菓子で加熱されるためにボツリヌス菌による子犬へのリスクをかなり低減できるのです。

 

犬用のはちみつクッキーとケーキ

 

ただし、加熱したことで成分が変わってしまうため、はちみつを元の栄養素と比べると不十分となってしまいます。

 

犬に咳止めとして利用するならば、はちみつヨーグルトなどの喉に優しい食物で代用しましょう。

 

 

さらに、人用のクッキーやパンには、過剰な糖分や添加物など犬の身体に悪い材料が使われることもありますので避けてください。

 

お菓子として はちみつ入りのクッキーやパンを与える場合は、犬用であれば大丈夫です。

 

犬用のケーキを作る際も、甘くなりすぎないように はちみつの量には気をつけましょう。

 

 

最近では、犬の無添加のパンやケーキなどが市販されています。

 

また、犬用のお菓子として米粉のパンやキャロットケーキなど種類が豊富です。

 

愛犬の誕生日などを特別なケーキで祝えると嬉しくなりますよね。

 

 

注意点としては、クッキーやケーキに はちみつを混ぜても大丈夫なのですが、犬がアレルギーを持っているのかを事前に確認することが大切です。

 

犬もヒトと同じように、大人になってからアレルギーになる場合もあります。

 

おやつとして はちみつ入りのパンやクッキーを与える時は、犬の体調に気を向けながら与えましょう。

 

老犬がはちみつを食べてしまったらダメ!?粉薬と混ぜても大丈夫な方法!

老犬に昔と同じ様に はちみつを与えても大丈夫なのでしょうか?

 

咳止めや食欲促進のために老犬が はちみつを食べる時の注意点をお伝えしていきます。

 

 

さらに、薬まで増えてしまい老犬が食べてくれるか不安を感じていませんか?

 

嫌がる犬が簡単に粉薬を食べれるようになる方法もご案内していきますね。

 

老犬だけど咳止めに はちみつを食べてしまった!?昔と同じ量ではダメな理由

老犬の咳止めにはちみつ

 

老犬と言われる年齢になってくると、咳が多くなってきたり食欲が落ちたりします。

 

しかし、老犬の咳止めにハチミツを使いたい時には注意が必要です。

 

老犬はいつからか免疫が低下してくるため、咳止め用にと若い時と同じ量のはちみつを食べていると中毒になるリスクが高くなります。

 

 

犬の年齢や体調によって、はちみつを食べれる量は変わってくることを理解しましょう。

 

そのため、はちみつを食べてしまった後は老犬の体調に変化がないか様子をしっかりと見て、アレルギー反応や調子を崩すようなら与えるのをやめてください。

 

 

老犬になって食欲が低下して、いつからか食べれるものが減ってしまっても はちみつなどを代用して食欲が戻るか試してみましょう。

 

余談として、食べる量が減っている老犬がはちみつヨーグルトなら食べてしまったなんていうことがあります。

 

さらに、わんちゃんの食欲促進のために、はちみつを加熱して餌に混ぜると匂いが増して効果的ですよ。

 

甘い はちみつと一緒に食べれる!犬に苦い粉薬を飲ませるとっておきの方法

ところで、粉薬とはちみつを混ぜて犬が食べてしまったらダメなのでしょうか?

 

 

基本的に犬は粉薬の匂いが嫌いなため、食べるのを嫌がります。

 

そこで、犬にストレスなく粉薬を食べてもらう方法が他の食物と混ぜて与えることです。

 

 

例えば、はちみつヨーグルトを粉薬と一緒に混ぜると犬が食べれるようになることがあります。

 

はちみつの風味が粉薬の香りを軽減させて、犬が食べやすくなり効果的ですよ。

 

犬に粉薬をはちみつと一緒に飲ませる

 

その他にも次のような方法で粉薬を犬に与えることができるので試してみてくださいね。

粉薬と はちみつを混ぜたものを犬の歯茎に塗ると美味しく飲ませられるよ!

パウンドケーキやクッキーの欠片と一緒に粉薬を犬に舐めさせると効果的!

 

 

しかし、クッキーの生地に混ぜてしまうと、焼いた時に粉薬の成分が変わってしまいます。

 

粉薬を加熱して成分が変わらないようにクッキーの生地には混ぜないようにしてくださいね。

 

 

犬が粉薬を嫌がっても、焦らずに美味しく食べれる方法を探していきましょう。

 

その時に、犬の1日に摂取可能な はちみつの量を超えないように管理することが大切です。

 

はちみつやおやつを食べさせた後は、愛犬の歯をしっかりと磨いてあげましょうね。

 

腎不全や低血糖の犬に「はちみつ」は大丈夫?てんかん発作や気管虚悦の抑制に期待!

ここでは、次のような犬の中で咳止めとしてハチミツは効果的に食べれるのかどうかをお伝えしていきます。

腎不全低血糖の犬
てんかん発作気管虚悦の犬

 

てんかん発作や気管虚悦を繰り返している愛犬に蜂蜜はダメなのでしょうか?

 

低血糖の犬に「はちみつ」は有効!腎不全では食べられない訳

低血糖や腎不全の犬は、「はちみつ」を食べても大丈夫なのでしょうか?

 

 

まず、「低血糖の犬は はちみつを食べても大丈夫!」です。

 

しかし、「腎不全や腎臓の弱い犬に はちみつを与えてはダメ!」だと心に留めておいてください。

 

犬と腎臓病とはちみつ

 

犬は血液中のブドウ糖が減少することで低血糖になります。

 

そのため、低血糖の犬に対して、はちみつは血糖値を上げるための「一時的な応急処置」と考えておきましょう。

 

犬が低血糖になってしまった場合は、動物病院に連れて行く前に少しの量の はちみつを口にさせると血糖値を上げる効果があります。

 

 

子犬は身体が小さく低血糖になりやすいのですが、糖分を与えるためと言って はちみつを食べさせてはいけません。

 

子犬の場合は、はちみつを食べてしまったらボツリヌス菌の中毒になるリスクが高まるため、食事の量で糖分を管理するのがベストです。

 

 

「ハチミツが犬の咳止めになる」「低血糖だから」と、たくさんの量を与えてはいけませんよ。

 

※上記の表で はちみつの量を確認しましょう。

 

 

そして、腎不全や腎臓の機能が低下している老犬などは はちみつを食べてはいけません。

 

なぜなら、腎臓の弱い老犬がはちみつを食べてしまったら食中毒を引き起こすボツリヌス症のリスクが高まります。

 

腎不全とは腎臓の機能が低下し、体内毒素を排出することが困難になっている状態です。

 

 

内臓機能が衰えている腎不全の犬に はちみつを与えると、下痢や中毒になる可能性を高めてしまうため与えることは控えてください。

 

犬の体内のリンやナトリウムの量を調節しなければならないので、動物病院が推奨する腎不全など専用のドッグフードを選ぶことをオススメします。

 

犬に蜂蜜はてんかん発作や気管虚悦の抑制に期待!

最後に、てんかんや気管虚悦などの犬にも蜂蜜を食べてほしいと思いませんか?

 

しかし、蜂蜜はてんかんなどの犬にも大丈夫なのか心配ですよね。

 

てんかん発作や気管虚悦で辛い思いをしている犬に蜂蜜を与える時のポイントをお伝えしましょう。

 

犬のてんかんや気管虚悦に蜂蜜

 

まず、てんかんとは犬の脳神経で異常が起こり、突然発作を繰り返し起こしてしまうことを指します。

 

そして、気管虚悦は犬の気管部が何かの原因で変形し呼吸がしづらくなることです。

 

気管虚悦になってしまうと、いつからか乾いた咳をしたりガーガーと喉から荒い呼吸を繰り返す様になったりして犬に辛い思いをさせます。

 

 

愛犬の咳止めや発作を止めるためにハチミツを正しく使えるようになりましょうね。

 

まず、蜂蜜はブドウ糖を多く含んでいるため、犬のてんかん発作を止めるのに効果的です。

 

 

そのため、犬がてんかんの発作を起こしそうな時、蜂蜜を舐めると発作を抑制する働きが期待できます。

 

なぜなら、犬のてんかんの原因の一つに脳内の糖分の低下があるからです。

 

ハチミツは咳止めの効果の他に、犬の血液に素早くブドウ糖を運ぶことができます。

 

 

一概にてんかん発作がすぐに治まるとは言えませんが、ブドウ糖の補給のために蜂蜜を犬に少しの量を与えることは大丈夫です。

 

また、気管虚悦の犬に水に溶かした はちみつを少し飲ませた所、咳を止める効果があった例があります。

 

 

海外でも はちみつと気管虚悦の関係性について研究されていて、マヌカハニーが効果的という結果でした。

 

そして、マヌカハニーに含まれる成分が犬の喉を鎮静させ咳止めの効果が高いと発表されました。

 

もし、気管虚悦やてんかんなどの犬に蜂蜜を与える時は、前もってアレルギーを持っていないかなどを確認してから与えてくださいね。

 

 

犬の咳止めに有効で、食欲促進など様々なメリットがあるハチミツを適切に使っていきましょう!

 

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